実用版 クープランの墓 ラヴェル
2005年5月8日 音楽
ラベルは著作権問題があって出版の差し止めがあるので、
なかなか楽譜にも限りがあるのですが。
僕は、世界音楽全集・春秋社版の全集などを持ってます。2集は
夜のガスパール、ハイドンの名によるメヌエット、高貴で感傷的
なワルツ、前奏曲・ボロディン風に、シャブリエ風に、クープラ
ンの墓、などなど。
ガスパールはやっぱり難しいけど、クープランはそんなに難しく
ないのに、驚いた。一集の鏡なんかは、やっぱ大変だけどね。
でも、ジャズの難曲に照らし合わせれば、そんなに驚くほど難し
い、というわけじゃない。（所詮アマチュアレベルの戯言だけ
ど。）昔、大学の女の子が、亡き王女へのパウ゛ァーヌを発表演
奏して、こんなに難しい曲を演奏するのは始めてで大変、云々と
仰仰しくいってたが、当時も思ったけど、そりゃ確かにバイエル
だってきちんと弾くには大変なんだろうけどさ。じゅあそのレベ
ルで僕の弾く水の戯れやオンディーヌは一体どうなっちゃうんだ
ろうねと、苦笑せざるを得なかった。まあ、そのレベルに合わせ
た楽しみ方はあるもんで、難曲をこなすんだけが楽しみじゃあな
いに決まってるんだけど。でも、一言いわせて、お願い。
「・・オマエら、レベルが低すぎるんだよ。パウ゛ァーヌごとき
で大変なんちゅうレベルで人前に見せるんじゃないよ。そんなこ
とだから、恐らくピアノを齧った人に内心フフンとバカにされち
ゃんだって。人前には出さないけど、隠れたファンやよくご存知
の一般大衆がいるんだって。そんな人にもバカにされないように
配慮してものをいえよ。このおバカちゃんが！」
この女史、ある都内の有名な大病院の、大先生になっちゃってる
んだけどね。かわいいもんよ、ほんとに。（苦笑）
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