毎日が勝負、
それでほぼ苦しい戦いを強いられている人へ。
これは、僕の知恵袋です。

まずひとつ。
百戦百勝、しかして毎日が安泰、のキモ。
自分より強い、自分より歯が立たないと思ったものとは、
絶対戦わないこと!
万が一戦い、または勝負を強いられる場合は、
必ず自分より上、もしくは責任者の、
助力応援を頼み、許可を得ること。
そのための報告連絡相談を辞さないこと。
これがすべてといってよいです。
つまり、負け戦には絶対手を出さない。
負ける前に必ず応援助力を頼む。許可なしには動かない。
さすれば百戦百勝が得られます。

二つめ。自分で努めて戦う場合。
まず、戦う彼我の相手の、体力、弱点を、
情報をもとにすべて洗い出します。
特に弱い部分について重要なデータをpick upします。
この相手についての情報が、すべての勝利の鍵となります。
そこで、できる限りの弱点をカバーする対策を立て、
不敗の陣形、体勢を築きます。
この牙城に、ちょっとでも蟻の巣穴のような隙間が開いたら、
もろくも砂の城のように、簡単に崩れると心すべきです。
不敗、負けなしの陣形を作り、備えること。
後は、万全を期し、戦いを待ちます。
時間にゆとりを持ち、疲れを十分に取ります。
備えあれば憂いなし、です。

後は、すわ戦いです。
水を堰切ったように、跳びかかります。
とはいっても、軽率は禁物。
部分の仕事に行く前に、
必ず全体を見渡し、見落としのなきを確認します。
(この全体見渡しの確認の1分が、重要です。)

いざ戦いが始まったら、
終わりは早ければ早いほど良い。
けっしてあわててはいけない。
自分の許容範囲内で、最大のスピードを目指します。
(判断とスピードは、訓練と努力によって上がります。)
短期決戦を目指し、
長引くとみれば、すぐ撤退を辞すのが懸命です。
不毛な戦いは、単にことの悪化を招くだけです。
不毛な戦いは、可能な限り避けること。
自分へのダメージを極力少なくすること。
どうしても駄目な場合も、十分な分析が尽くされているなら、
すぐに負けを認め、撤退をするのが肝要です。
ずるずると後先に延ばす無理な戦いは、ロクなことがない。
また駄目なら、すぐ責任者と相談することです。
体力が温存できれば、次の戦いにまた持ち越せますから。

簡単なことですが、
無駄な、不毛な戦いは極力避けること。
戦力データは、考え尽くされた後に、
余分な贅肉を落とし、可能な限りポイントだけ残すこと。
(簡単なミスを防ぐ鍵となる。)
理論で万事に備え尽くしたのち、
現実、実際とは異なるものであるから、
その運用は無理なく、安全確実に、スピーディーに。
ただし万が一の流れは千変万化であるから、
現実の流れに矛盾しない、
時には理屈に逆らってでも、
その場にふさわしい方法を、当意即妙に考え、
切り抜けることが大切である。

不敗の境地に立ち、
千変万化に乗っ取る。
弱勢なら戦わない。
これが、百戦百勝のコツです。

コメント