本当に好きな人は、ひとり。
それは、やむを得ない。

どうしても、その子を、守っていく。
それも、やむを得ない。

現実に結婚できるのは、ただひとり。

でも、ぼくは、その彼女だけは、
結婚、恋愛以上の絆を持っていて、
お互いそれを熟知している。
たとえ今ぼくが彼女と結婚できなくても、
その絆だけは、たとえ彼女や僕が
ほかの人と結婚してしまっても、
もう変わることのない絆であることを
お互いは知っている。
それだけは、守ってゆきたい。

だから彼女が幸せになるのならば、
僕はどんな犠牲も惜しまない。
たとえぼくら二人がどんなに変わろうと、
それはまた永遠に変わることのない、
僕らはそんな幸せな気持ちで一杯である。

それは、恋愛、結婚なんかの感情を、
とうに超えてしまっている。
愛情、信頼に満ちた、
幼馴染としての人間の証である。

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